心的外傷後ストレス障害は、一般的にPTSDと呼ばれてます。
精神的に加えられた衝撃的なできごとが心の傷となり、後になってさまざまなストレス障害を引き起こす疾患のことです。
心の傷のことをトラウマといいますが、心的外傷後ストレス障害ではトラウマが引き金となることが多くあります。
トラウマには事故や災害によって引き起こされるものと、虐待などのように慢性的に繰り返された結果として起こるものがあります。
どちらのトラウマも、心的外傷後ストレス障害の一因となっており、いろいろなストレス障害を克服するには、最初にトラウマを取り除くことから始めなければなりません。
心的外傷後ストレス障害の診断基準になるのは、次にあげる症状が1ヶ月以上続いている場合です。
一つめが、精神的不安定による不眠などの症状です。
強い不安感から眠れなくなったり、夜中に何度も目を覚ましたりする症状がある場合です。
二つめが、トラウマの原因になった出来事や障害などに関連することがらすべてに対して逃げようとする傾向です。
三つめが、トラウマの原因となった出来事が、いかにもその場で起こったように錯覚して感じることです。
人は強い衝撃を受けると一時的にパニックを引き起こし、その後に一時的な忘却で自分を守ろうとします。
|