肝機能障害は、肝臓が病気などの原因で正常な働きができない状態をいいます。肝臓は「沈黙の臓器」と呼ばれ、自覚症状がでたときにはすでに肝機能障害が進行していることが少なくありません。
肝機能障害を発見するために、健康診断の血液検査は有効な検査のひとつとなっています。まず、肝細胞のなかにあるたんぱく質が血液中に流出していないかを調べます。
肝機能障害を起こすと、肝細胞が破壊され、普段は肝細胞内にとどまっているたんぱく質が血液中へ流出してきます。この数値が上昇すると、肝機能障害を起こしかけていると推測できるでしょう。
また、アルコール性の肝機能障害も問題となっています。
肝臓は、自己修復能力をもっていますので、もし肝機能障害が起こっても、軽度であれば規則正しい生活やバランスのとれた食事などで再生することが可能になります。
ところが、過度のアルコール摂取などによって肝細胞が破壊されたときは再生する働きが追いつかなくなり、結果として正常な肝細胞が減り続け、繊維成分が増えていきます。
これが慢性化といわれる状態で最終的に肝硬変を起こしてしまいます。
肝炎なども肝硬変の原因となりうる要素があり、普段からの食生活や生活リズムなどに注意が必要です。
|